【住宅設備メーカー8社を徹底比較】LIXIL・Panasonic・TOTO・クリナップなど、それぞれの特徴と選び方を解説!
新築住宅を建てる際、間取りや外観と同じくらい大切なのが「住宅設備選び」です。
キッチンやお風呂、洗面化粧台、トイレなどの住宅設備は、毎日の暮らしに欠かせないもの。デザインはもちろん、使いやすさやお手入れのしやすさ、耐久性など、さまざまな視点から選ぶ必要があります。
しかし、住宅設備メーカーには多くの選択肢があり、
「LIXILとPanasonicは何が違うの?」
「クリナップやタカラスタンダードはどんな特徴がある?」
「デザイン性の高いキッチンメーカーも知りたい!」
と迷われる方も多いのではないでしょうか。
実は、住宅設備メーカーにはそれぞれ得意分野があり、重視している考え方も異なります。
今回は、住宅会社アークプランが、国内の代表的な住宅設備メーカー8社の特徴を詳しくご紹介します。
アークプランで採用しているLIXIL(リクシル)をはじめ、デザイン性で注目されるGRAFTEKT(グラフテクト)などについても解説します。
これから家づくりを始める方、住宅設備選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.LIXIL(リクシル)|デザイン・機能・価格のバランスに優れた総合住宅設備メーカー
住宅設備メーカーとして、まずご紹介したいのがLIXIL(リクシル)です。
LIXILはキッチン、浴室、洗面化粧台、トイレに加え、窓や玄関ドア、室内建具など、住まいに関する幅広い商品を展開する総合住宅設備メーカーです。
最大の特徴は、デザイン性・機能性・コストパフォーマンスのバランスが良いこと。
特定の設備だけでなく、住宅全体をトータルでコーディネートしやすい点も大きな魅力です。
LIXILのキッチンの特徴
代表的なキッチンには「シエラ」「ノクト」「リシェル」などがあります。
シンプルで使いやすいモデルから、セラミックトップを採用した高級感のあるモデルまで、幅広いラインナップが用意されています。
特に注目したいのが、収納の使いやすさと清掃性です。
収納内部のものを取り出しやすくする工夫や、油汚れが内部に入り込みにくい「よごれんフード」、手をかざさずに操作できるタイプもあるタッチレス水栓「ナビッシュ」など、毎日の家事を快適にする機能が充実しています。
また、扉カラーやワークトップの選択肢も豊富で、ナチュラル・モダン・ホテルライクなど、さまざまなインテリアに対応できます。
浴室やトイレも充実
浴室では「リデア」「スパージュ」などがあり、くつろぎや清掃性を考えた設計が特徴です。
トイレでは「サティス」などのデザイン性に優れた製品を展開しており、すっきりとした空間づくりにも適しています。
LIXILは、住宅設備を総合的に検討したい方、使いやすさとデザインの両方を大切にしたい方におすすめのメーカーです。
アークプランでも、こうした総合的なバランスを評価し、LIXILを採用しています。
2.Panasonic(パナソニック)|家電メーカーならではの技術力と先進機能
Panasonic(パナソニック)は、家電製品で培った技術を住宅設備にも活用しているメーカーです。
キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレなどを展開しており、特に家事の効率化や清掃性を考えた設備に特徴があります。
Panasonicのキッチンの特徴
代表的なキッチンには「Lクラス」などがあります。
Panasonicの大きな魅力は、調理設備の使いやすさです。
例えば「トリプルワイドIH」は、加熱部分を横一列に配置した独自の設計が特徴です。
複数の鍋を使いやすく、調理中の動作をスムーズにする工夫が施されています。
また、レンジフードの清掃負担を軽減する「ほっとくリーンフード」など、お手入れの手間を減らす機能にも力を入れています。
トイレや洗面設備にも独自性
Panasonicのトイレといえば「アラウーノ」。
陶器ではなく、有機ガラス系の素材を採用している点が特徴です。
汚れが付着しにくい素材や泡による洗浄など、日々の掃除を楽にするための工夫が取り入れられています。
洗面化粧台も、収納や照明、身支度のしやすさを考えた商品がそろっています。
Panasonicは、最新機能や家事効率を重視する方、毎日の掃除や調理の負担を減らしたい方に向いているメーカーです。
3.TOTO(トートー)|水まわりの技術力と清掃性に強み
TOTOといえば、トイレのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはキッチン、浴室、洗面化粧台など、水まわり全般を手がける住宅設備メーカーです。
TOTOの特徴は、水の流れや洗浄技術を活用した、清潔で快適な設備づくりにあります。
TOTOのトイレの特徴
TOTOの代表的なトイレには「ネオレスト」があります。
汚れが付きにくい陶器表面を実現した「セフィオンテクト」や、便器内を効率よく洗浄する「トルネード洗浄」など、独自の技術が特徴です。
また、対象機種では「きれい除菌水」を活用し、清潔な状態を保つための機能も搭載されています。
キッチンや浴室にも注目
キッチンには「ザ・クラッソ」「ミッテ」などがあり、水やごみが流れやすいよう工夫された「すべり台シンク」などが特徴です。
浴室では「サザナ」「シンラ」などを展開。
足元の冷たさを軽減する「ほっカラリ床」や、身体を包み込むような浴槽形状など、入浴時の快適性にもこだわっています。
TOTOは、トイレや浴室の快適性、清掃性を特に重視したい方におすすめです。
4.クリナップ|ステンレス技術とキッチンへのこだわり
クリナップは、システムキッチンに強みを持つ住宅設備メーカーです。
長年にわたりキッチンづくりを追求しており、特にステンレス素材を活用した製品に定評があります。
クリナップのキッチンの特徴
代表的なシリーズには「ラクエラ」「ステディア」「セントロ」があります。
クリナップを語るうえで欠かせないのが、ステンレスキャビネットです。
ステンレスは湿気に強く、においが染み込みにくいという特徴があります。
キッチンは水や油を頻繁に使う場所だからこそ、内部の素材までこだわりたいという方には魅力的な選択肢です。
また、シンク内の水の流れを利用して野菜くずなどを排水口へ集めやすくする「流レールシンク」など、調理や後片付けをサポートする工夫もあります。
デザイン面も進化
クリナップというと、機能重視のイメージを持たれるかもしれません。
しかし、近年は家具のようなデザインや落ち着いたカラーを取り入れた商品も充実しています。
特に上位モデルのセントロは、素材感や細部の仕上がりにもこだわったキッチンです。
クリナップは、キッチンの耐久性や素材、使い勝手を重視する方におすすめのメーカーです。
5.タカラスタンダード|高品位ホーローによる耐久性と清掃性
タカラスタンダードの最大の特徴は「高品位ホーロー」です。
ホーローとは、金属の表面にガラス質を焼き付けた素材のこと。
タカラスタンダードでは、このホーローをキッチンや洗面化粧台、浴室のパネルなどに幅広く活用しています。
ホーロー素材の魅力
ホーローは表面がガラス質のため、汚れや湿気が染み込みにくく、お手入れがしやすい素材です。
油汚れが付着しやすいキッチンまわりでも、日常的な掃除がしやすい点が魅力です。
また、金属をベースとしているため、マグネット収納を活用できるのも特徴です。
キッチンパネルに調味料ラックを取り付けたり、浴室の壁面に収納用品を設置したりと、暮らしに合わせて収納位置を工夫できます。
長く使うことを考えた設備
タカラスタンダードは、華やかな機能だけでなく、日々の使いやすさや素材の耐久性を大切にしているメーカーです。
キッチンの「レミュー」「トレーシア」など、デザイン性と実用性を両立したシリーズも展開しています。
タカラスタンダードは、掃除のしやすさや丈夫な素材を重視し、長く快適に設備を使いたい方におすすめです。
6.トクラス(TOCLAS)|人造大理石と美しいデザインにこだわるメーカー
トクラスは、旧ヤマハリビングテックとして知られる住宅設備メーカーです。
ヤマハ時代から培われてきた素材技術や塗装技術を強みとし、特に人造大理石を活用したキッチンや浴室に特徴があります。
トクラスのキッチンの特徴
トクラスの代表的なキッチンには「コラージア」「Bbプラス」などがあります。
最大の魅力は、独自の人造大理石技術です。
ワークトップやシンクの素材を自社で研究・開発し、美しい質感と実用性の両立を追求しています。
人造大理石ならではの柔らかな印象は、ナチュラルテイストや上質で落ち着いたインテリアにもよくなじみます。
また、塗装技術にも強みがあり、扉の色合いや質感にこだわりたい方にも魅力があります。
見た目だけではない実用性
人造大理石は見た目の美しさだけでなく、日常のお手入れのしやすさも重要です。
トクラスでは素材の性能や品質試験にも力を入れており、長期間使用する住宅設備としての品質を追求しています。
トクラスは、素材の質感や美しい色合いを重視し、上質なキッチン空間をつくりたい方におすすめです。
7.GRAFTEKT(グラフテクト)|家具のように空間をデザインするキッチンブランド
ここからは、住宅設備に詳しい方や、デザインにこだわる方から注目されるブランドをご紹介します。
そのひとつがGRAFTEKT(グラフテクト)です。
グラフテクトは、オーダーキッチンブランド「kitchenhouse(キッチンハウス)」のノウハウを背景に展開されているキッチンブランドです。
一般的な住宅設備メーカーとは少し異なり、キッチンを単なる調理設備としてではなく、インテリアや家具の一部として考える点に大きな特徴があります。
グラフテクトの魅力は圧倒的なデザイン性
グラフテクトのキッチンは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
特に人気なのが、キッチンとダイニングテーブルを一体的に計画するスタイル。
キッチンをLDKの中心に配置することで、料理をする場所と家族が集まる場所を自然につなげることができます。
木目調や石目調など、インテリアになじみやすいカラーも魅力です。
レイアウトの選択肢も豊富
グラフテクトでは、ペニンシュラ型やアイランド型、デュエ型など、さまざまなレイアウトが用意されています。
一般的な壁付けキッチンとは異なり、キッチンそのものを空間の主役として見せたい方にも適しています。
また、キッチンと収納家具のデザインをそろえることで、LDK全体に統一感を持たせやすい点も特徴です。
アークプランでもグラフテクトの採用実績があります
アークプランでは、基本的な住宅設備としてLIXILを採用していますが、グラフテクトのキッチンを採用した実績もあります。
住宅設備選びでは、機能や価格だけでなく、住まい全体のデザインとの相性も大切です。
特に、開放感のあるLDKや、キッチンを中心とした間取りを希望される方にとって、グラフテクトは魅力的な選択肢になります。
アークプランでは、これまでの採用経験も踏まえながら、住まいの雰囲気やお客様のご希望に合わせたキッチン計画を大切にしています。
8.ハウステック(Housetec)|実用性とコストバランスを重視する住宅設備メーカー
最後にご紹介するのが、ハウステックです。
ハウステックは、キッチン、システムバス、洗面化粧台などを展開する住宅設備メーカーです。
LIXILやTOTOと比較すると、一般の方には少しなじみが薄いかもしれませんが、住宅設備業界では知られているメーカーのひとつです。
ハウステックのキッチンの特徴
ハウステックのキッチンは、毎日の使いやすさと価格のバランスを考えた商品づくりが特徴です。
収納の配置やシンクの形状、扉のデザインなど、日常生活で必要とされる機能を取り入れながら、さまざまな住宅プランに対応しています。
派手な機能よりも、実用的で使いやすいキッチンを求める方にとって検討しやすいメーカーです。
浴室設備にも強み
ハウステックは、システムバスも展開しています。
浴槽の形状や断熱性、床や壁の清掃性など、毎日の入浴を快適にするための工夫が取り入れられています。
浴室は一度設置すると長期間使用する設備だからこそ、日常的な掃除のしやすさや、家族みんなが使いやすい設計が重要です。
ハウステックは、そうした基本性能を大切にしながら、住宅設備としての実用性を追求しています。
ハウステックは、必要な機能をしっかり確保しながら、予算とのバランスを考えて住宅設備を選びたい方に向いています。
9.住宅設備メーカーは何を基準に選べばいい?
ここまで8社の特徴をご紹介してきましたが、どのメーカーにもそれぞれの魅力があります。
住宅設備選びで大切なのは、メーカーの知名度や人気だけで決めないことです。
例えば、キッチンを選ぶ場合でも、
- デザインを重視するのか
- 収納量を優先するのか
- お手入れのしやすさを求めるのか
- 調理機器の機能にこだわるのか
- 予算とのバランスを大切にするのか
によって、適したメーカーや商品は変わります。
また、キッチンだけに予算をかけすぎると、ほかの設備や内装に使える費用が限られてしまうこともあります。
住宅設備は、家全体の予算配分を考えながら選ぶことが重要です。
さらに、カタログの写真だけでは実際の使い勝手は分かりません。
ショールームで収納の開閉やワークトップの高さ、浴槽の入り心地などを確認することで、自分たちの暮らしに合った設備を選びやすくなります。
10.アークプランがLIXILを採用している理由
アークプランでは、住宅設備メーカーとしてLIXILを採用しています。
その理由として大切にしているのが、デザイン性・使いやすさ・機能性・コストバランスを総合的に考えた住宅設備選びです。
LIXILはキッチンや浴室、洗面化粧台、トイレなど幅広い設備を展開しており、住宅全体を統一感のあるデザインにまとめやすいメーカーです。
また、商品の選択肢が豊富なため、ライフスタイルやご予算に合わせて設備を検討しやすいという魅力もあります。
住宅設備は、見た目の美しさだけでなく、毎日ストレスなく使えることが大切です。
そして、設備だけに費用をかけるのではなく、間取りや断熱性能、内装、収納計画など、住まい全体のバランスを考えることも欠かせません。
アークプランでは、そうした家づくり全体の視点から、LIXILを採用しています。
一方で、住宅設備の選び方に絶対的な正解があるわけではありません。
実際にアークプランでは、グラフテクトのキッチンを採用した実績もあります。
デザインにこだわりたい方、キッチンをLDKの主役にしたい方など、住まいへの希望はお客様によってさまざまです。
大切なのは、設備単体の良し悪しだけではなく、その設備がご家族の暮らしや住まい全体に合っているかどうかだと考えています。
まとめ|住宅設備選びは、メーカーの特徴を知ることから
今回は、住宅設備メーカー8社の特徴をご紹介しました。
LIXILは総合的なバランス、Panasonicは先進的な機能、TOTOは水まわりの技術、クリナップはステンレス、タカラスタンダードはホーロー、トクラスは人造大理石と、各社それぞれに得意分野があります。
さらに、デザイン性の高いグラフテクトや、実用性とコストバランスを重視するハウステックなど、選択肢は多岐にわたります。
どのメーカーが一番優れているということではなく、何を大切にして家づくりをするのかによって、最適な選択は変わってきます。
アークプランでは、LIXILを採用しながら、グラフテクトの採用実績も活かし、住まい全体のデザインや暮らしやすさを大切にした家づくりを考えています。
住宅設備は、完成したあと何年も使い続ける大切なもの。
だからこそ、メーカーごとの特徴を理解し、ご家族の暮らしに合ったものをじっくり選んでいただきたいと思います。
これから新築住宅をご検討される方は、ぜひ住宅設備にも注目しながら、理想の住まいづくりを進めてみてください。
アークプランでは、間取りやデザインだけでなく、毎日の暮らしを支える住宅設備も含めた家づくりを大切にしています。
住まいづくりについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。













