熊本でローコスト住宅を建てるなら家電選びも設計段階から!新築で失敗しない4つのポイント
新築の家電選びはいつから?冷蔵庫・TV・オーブンレンジ・洗濯機は設計段階から考えよう
新築の家づくりを始めると、間取りや外観、キッチン、お風呂、床材、クロスなど、決めなければならないことがたくさんあります。
その中で、意外と後回しになりやすいのが「家電製品」です。
「家電は引っ越し前に買えばいい」
そう考えている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、実際に冷蔵庫やテレビ、オーブンレンジ、洗濯機を購入するのは、家が完成する少し前でも問題ありません。
しかし、ここで大切なのは、
「購入するのは完成前でも、どんな家電を使うかは設計段階から考えておく」
ということです。
家電製品は単純にコンセントにつないで使うだけではありません。
冷蔵庫には幅・奥行き・高さがあり、扉の開く方向があります。
テレビは画面の大きさによって見やすい距離が変わります。
オーブンレンジには本体寸法だけでなく、放熱のためのスペースが必要になる場合があります。
洗濯機も縦型とドラム式では、本体サイズや扉の開き方、上部の使い方が大きく変わります。
つまり、家電と間取りは別々に考えるものではないのです。
今回は、熊本でローコストデザイン住宅を手掛けるアークプランが、新築時に特に考えておきたい「冷蔵庫・TV・オーブンレンジ・洗濯機」の選び方について詳しくご紹介します。
家電選びで一番大切なのは「商品」より「必要寸法」
新築時の家電選びで、まず覚えておいていただきたいことがあります。
それは、
設計段階ですべての家電の商品まで決める必要はない
ということです。
例えば、家づくりの打ち合わせをしている段階で、
「冷蔵庫は○○メーカーの○○という型番にします」
と、そこまで細かく決める必要はありません。
家が完成するまでに新商品が発売されることもありますし、価格が変わることもあります。
大切なのは、
「どのくらいのサイズを置きたいのか」
「どのようなタイプを使いたいのか」
「どの方向に扉を開きたいのか」
「どこで使いたいのか」
ということです。
つまり、商品を決めるというより、家電を置くための条件を決めておくという考え方です。
これだけでも、完成後の「しまった!」をかなり減らすことができます。
① 冷蔵庫|幅だけではなく「扉の開き方」まで考える
新築時に特に注意していただきたい家電の一つが冷蔵庫です。
冷蔵庫を購入するとき、
「家族4人だから、このくらいの容量かな」
「大きめの冷蔵庫が欲しい」
というように容量から考える方が多いと思います。
もちろん容量も重要ですが、新築住宅ではそれ以上に、
「どこに置いて、どちら側に扉を開くのか」
まで考えておきたいところです。
冷蔵庫スペースは「入ればOK」ではありません
例えば、冷蔵庫本体の幅が650mmだから、
「700mmのスペースがあるので大丈夫」
とは限りません。
実際には製品ごとに必要な放熱スペースがありますし、壁の位置によっては扉を十分に開けられない場合があります。
さらに見落としやすいのが、冷蔵庫の奥行きです。
冷蔵庫がキッチン収納より大きく前に出てしまうと、せっかくきれいに計画したキッチンでも、冷蔵庫だけが飛び出して見えることがあります。
デザイン住宅では、こうした数センチ、十数センチの違いが意外と見た目に影響します。
そのため、
幅・高さ・奥行きの3つを確認する
ことが重要です。
冷蔵庫の扉はどちらに開く?
そして、もう一つ大切なのが扉です。
冷蔵庫には、右開き、左開き、フレンチドア(観音開き)などがあります。
例えば、冷蔵庫のすぐ右側に壁があるのに、右側へ大きく開くタイプを選んでしまうと、使い勝手が悪くなる可能性があります。
反対に、キッチンから食材を取り出す動線に合わせて扉が開けば、毎日の料理がスムーズになります。
冷蔵庫は毎日何度も開け閉めする家電です。
だからこそ、
「冷蔵庫が入るか」だけではなく、「冷蔵庫を使いやすいか」まで考える。
これが重要です。
また、大型冷蔵庫を検討している場合には、玄関や廊下、建具などを通って搬入できるかという「搬入経路」も確認しておきましょう。
② TV|「何インチを買うか」だけではなく、見る距離から考える
次はテレビです。
最近はテレビの大型化が進み、リビングに50インチ、55インチ、65インチ、75インチなどの大型テレビを置かれる方も増えています。
しかし、
「リビングが広いから、とりあえず大きなテレビ」
という選び方が必ずしも正解とは限りません。
テレビ選びでは、部屋の畳数を一つの目安にしながら、実際にはソファからテレビまでの視聴距離を考えることが大切です。
例えば同じ16畳のLDKでも、
テレビとソファの距離が2m程度の間取りと、3m以上離れる間取りでは、適した画面サイズの考え方は変わります。
また、4Kテレビなどは高精細なため、従来のテレビより近い距離から大画面を楽しめる商品もあります。
そのため、
「○畳だから絶対○インチ」
と決めるのではなく、
畳数+実際の視聴距離
から考えるのがおすすめです。
TVを置く場所は設計段階で考える
テレビについては、サイズだけではなく配置も重要です。
例えば、
・TVボードを置くのか
・壁掛けテレビにするのか
・テレビの正面にソファを置くのか
・窓から光が入りすぎないか
・コンセントはどこにするのか
・LAN配線は必要か
こうしたことを考えていきます。
特に壁掛けテレビを希望される場合は、完成後に考えるより、設計段階から計画しておく方がきれいに仕上げやすくなります。
必要に応じて壁の下地を考えたり、テレビ用コンセントや配線位置を調整したりできるからです。
せっかくおしゃれなリビングをつくっても、完成後にテレビを設置してみたら、
「配線が全部見えてしまった」
「テレビの位置が思っていたより高くなった」
ということになれば少し残念ですよね。
家具と家電を置いた状態までイメージする。
これがデザイン住宅では非常に大切です。
③ オーブンレンジ|キッチン収納とセットで考えよう
続いて、意外と設計時に忘れられやすいのがオーブンレンジです。
オーブンレンジはサイズが比較的大きく、
「とりあえずキッチン収納の上に置けばいい」
と思っていると、完成後に困ることがあります。
例えば、
「思っていた場所に置けなかった」
「レンジを置いたら作業スペースがほとんどなくなった」
「コンセント位置が使いにくい」
「収納棚の奥行きが足りなかった」
などです。
だからこそ、オーブンレンジを置く場所がある程度決まっているのであれば、設計段階から考えておきましょう。
カウンターの上?それとも収納棚?
例えば、オーブンレンジをキッチン背面のカウンターに置く場合。
そのカウンターには他にも、
炊飯器、電気ケトル、トースター、コーヒーメーカーなどを置くかもしれません。
オーブンレンジだけを考えてカウンターをつくると、
「家電を並べたら作業スペースがなくなった」
ということがあります。
そこで設計段階で、
どの家電をどこに置くのか
を大まかに決めておくのがおすすめです。
オーブンレンジはカウンター上。
炊飯器はスライド棚。
トースターは別の収納棚。
といったように、それぞれの定位置をつくることができれば、キッチン全体がすっきりします。
放熱スペースにも注意
オーブンレンジは、製品によって本体の上部や左右、背面などに必要なスペースが指定されています。
そのため、本体寸法だけを見て、
「この棚にぴったり入る」
と判断するのはおすすめできません。
将来購入予定の商品や、現在使用している商品の説明書・仕様表を確認し、必要な放熱スペースまで含めて設置場所を考えることが大切です。
また、電子レンジやオーブンレンジは消費電力が大きいため、コンセントについても設計時に確認しておきたいポイントです。
④ 洗濯機|「縦型」と「ドラム式」は設計段階で決めておく
そして、家づくりで特に注意していただきたいのが洗濯機です。
洗濯機には大きく分けて、
縦型洗濯機とドラム式洗濯乾燥機
があります。
「洗濯機なんて、どちらでも置けるのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、住宅設計という視点では、この2つには大きな違いがあります。
縦型は「上」が必要
縦型洗濯機は、洗濯物を上から出し入れします。
そのため、洗濯機のすぐ上に固定棚を設置してしまうと、
フタが棚に当たって十分に開かない
ということがあります。
特に大容量タイプではフタも大きくなるため注意が必要です。
ドラム式は「前」が必要
一方、ドラム式洗濯機は前面に扉があります。
そのため、上部のスペースについては比較的計画しやすいのですが、
今度は前方のスペースが重要になります。
扉を開いたときに人が立てるか。
洗濯物を取り出せるか。
収納や建具と干渉しないか。
こうしたことを確認する必要があります。
さらにドラム式は本体の奥行きが大きい製品もあるため、
「設置はできたけれど、洗濯機だけがかなり前に出ている」
ということも考えられます。
固定棚をつくるなら特に注意
洗濯機の上に固定棚をつくる場合は、
縦型にするのか、ドラム式にするのかを設計段階で決めておく
ことをおすすめします。
固定棚は完成後に簡単に高さを変更できないためです。
一方、可動棚であれば棚板の位置を変更できるため、ある程度柔軟に対応できます。
ただし、可動棚だから何も考えなくていいというわけではありません。
棚の幅、奥行き、洗濯機置場の幅や奥行きなど、
「どのくらいのスペースを確保しているのか」
は把握しておきましょう。
将来洗濯機を買い替えるときにも、この寸法を知っているだけで商品選びがかなり楽になります。
家電は「今使っているもの」だけで考えない
新築住宅ではもう一つ大切な考え方があります。
それは、
今持っている家電だけに合わせすぎないことです。
例えば現在使っている冷蔵庫が幅600mmだったとしても、5年後、10年後に買い替えるときには、もっと大きな冷蔵庫が欲しくなるかもしれません。
洗濯機についても、
現在は縦型だけれど、将来的にはドラム式にしたい。
ということもあります。
テレビも将来大型化する可能性があります。
住宅は家電よりもはるかに長く使うものです。
そのため、
「今の家電が入ればいい」
ではなく、
将来の買い替えまで想定して、少し余裕を持った設計にする
という考え方も重要です。
家電の寸法と一緒に「コンセント」も確認しよう
家電を考えるときには、コンセントもセットで考えてみましょう。
冷蔵庫。
テレビ。
オーブンレンジ。
炊飯器。
トースター。
電気ケトル。
洗濯機。
乾燥機。
掃除機。
ロボット掃除機。
スマートフォンの充電器。
新しい家で生活を始めると、想像以上に多くの電化製品を使います。
特にキッチン周辺は家電が集中します。
間取りだけを見ていると、
「ここにコンセントがあります」
だけで十分に思えるかもしれません。
しかし大切なのは、
「何を、どこで使うためのコンセントなのか」
まで考えることです。
オーブンレンジをここに置く。
炊飯器はここ。
電気ケトルはここ。
というところまでイメージすると、必要なコンセントの数や位置が見えてきます。
家電購入前に必ず測っておきたいポイント
新居用の家電を購入するときには、最低でも次のポイントを確認しておきましょう。
冷蔵庫
本体の幅・高さ・奥行き、必要な放熱スペース、扉の開き方向、壁との位置関係、搬入経路。
テレビ
画面サイズ、テレビとソファの距離、TVボードの幅、コンセント・アンテナ・LAN位置、壁掛けの場合は取付条件。
オーブンレンジ
本体の幅・高さ・奥行き、放熱スペース、カウンターや棚の寸法、コンセント位置、他のキッチン家電との配置。
洗濯機
本体の幅・高さ・奥行き、防水パンや設置スペース、蛇口位置、縦型の場合はフタを開けた高さ、ドラム式の場合は扉を開いたときのスペース。
家電量販店へ行く前に新居の寸法を把握しておけば、商品選びもスムーズになります。
ローコスト住宅だからこそ「後から直さない」計画を
アークプランでは、ローコスト住宅だからといって、家づくりを単純に「安くすること」だけが目的だとは考えていません。
せっかく建築費を抑えて家を建てても、
完成後に棚を作り直す。
コンセントを増設する。
家具を買い直す。
予定していた家電が置けず、別の商品を購入する。
ということになれば、余計な費用が発生してしまいます。
だからこそ、設計段階で少し先の暮らしまで考えておくことが、結果的に無駄な出費を抑えることにつながります。
家電製品は、家の完成後に置かれるものです。
しかし、
家電を置いたところまで考えて、初めて「暮らす家」が完成する。
私たちはそう考えています。
アークプランでは「家電を置いた後」まで考えた家づくりを
間取りを見るとき、何も置いていない状態だけを見ると、とても広く感じます。
しかし実際に生活が始まれば、
冷蔵庫が入り、
テレビが入り、
ソファが入り、
ダイニングテーブルが入り、
オーブンレンジが置かれ、
洗濯機が置かれます。
だからアークプランの家づくりでは、単純に部屋の広さだけを見るのではなく、
「実際に生活用品を置いたときにどうなるのか」
という視点を大切にしています。
例えば冷蔵庫なら、
「このスペースなら置けます」
だけではなく、
「扉はこちらに開いた方が使いやすいですね」
「もう少し幅を確保しておけば、将来大きな冷蔵庫にも対応できますね」
というところまで考える。
オーブンレンジなら、
「ここに置けます」
だけではなく、
「炊飯器とトースターも置くなら、カウンターをもう少し広くしましょう」
と考える。
洗濯機なら、
「洗濯機置場があります」
だけではなく、
「縦型なら棚の高さをこのくらいにしておきましょう」
「将来ドラム式に変える可能性も考えておきましょう」
と考える。
こうした小さな積み重ねが、完成後の使いやすさにつながっていきます。
家電選びは「引っ越し直前」ではなく「設計段階」から始まっています
冷蔵庫、テレビ、オーブンレンジ、洗濯機。
どれも新生活には欠かせない家電です。
実際に購入するのは引っ越し前でも構いません。
しかし、
どのような家電を使いたいのかを考えるのは、設計段階から。
これがアークプランからお伝えしたいポイントです。
冷蔵庫なら、サイズと扉の開き方向。
テレビなら、部屋の広さだけでなく視聴距離と設置位置。
オーブンレンジなら、カウンターや収納棚のどこに置くのか。
洗濯機なら、縦型かドラム式か。そして棚の高さや設置スペース。
ここまで考えて間取りをつくれば、引っ越し直前になって、
「入らない!」
「扉が開かない!」
「棚が邪魔!」
「コンセントが足りない!」
という失敗を防ぎやすくなります。
そしてもう一つ大切なのは、家電の寸法ギリギリに家を合わせすぎないこと。
家は何十年と使いますが、家電はその間に何度も買い替える可能性があります。
今の家電にも合う。
少し大きな家電に買い替えても対応できる。
そんな「余白」を残した設計が、長く住みやすい家につながります。
アークプランでは、全棟建築家プランで家づくりをご提案しています。
見た目がおしゃれなだけではなく、家具や家電を置き、実際にご家族が暮らし始めてからも使いやすいこと。
ローコスト住宅だからこそ、後から余計なお金がかからないように、設計段階からしっかり考えること。
それも、アークプランが大切にしている家づくりの一つです。
「まだ購入する家電までは決めていない」
という方でも大丈夫です。
今使っている冷蔵庫のサイズや、将来使ってみたい洗濯機、希望するテレビの大きさなど、分かる範囲から一緒に考えていけば十分です。
家電選びは、家が完成してからではなく、間取りを考えるところから始まっています。
これから家づくりを始める方は、ぜひ間取り図を見るときに、
「ここに何を置く?」
「どのくらいの大きさ?」
「扉はどちらに開く?」
「買い替えたときも置ける?」
というところまで想像してみてください。
それだけでも、家づくりの失敗を一つ、また一つと減らすことができます。
ローコストでも、デザインにも暮らしやすさにも妥協しない。
アークプランは、家が完成した瞬間だけではなく、その先の暮らしまで考えた住まいづくりをご提案します。






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