【ローコスト住宅の外壁】外壁の縦張り・横張りで価格は違う?ローコスト住宅の外壁選び
こんにちは、ローコストデザイン住宅のアークプランです。
家づくりを進めていくと、間取りやキッチン、お風呂、床材など、たくさんの「選ぶもの」が出てきます。
その中でも、家の第一印象を大きく左右するのが「外壁」です。
外壁を選ぶときは、色や柄に目が行きがちですが、実はもう一つ考えておきたいポイントがあります。
それが、
「外壁を縦に張るか、横に張るか」
という違いです。
最近は、シンプルでスタイリッシュな住宅や、いわゆる「ガルバ風」のデザインも人気があり、縦ラインを強調した外観を希望される方も増えています。
そこで気になるのが、
「縦張りと横張りで価格は違うの?」
「縦張りにするとオプション費用が高くなる?」
「ローコスト住宅なら横張りの方がお得?」
「見た目以外にも違いがあるの?」
ということではないでしょうか。
今回は、ローコスト住宅を検討されている方に向けて、外壁の「縦張り」と「横張り」の違いや価格、デザイン、メンテナンスなどについて分かりやすくご紹介します。
そもそも外壁の「縦張り」「横張り」とは?
住宅の外壁にはさまざまな種類がありますが、新築住宅でよく使われている外壁材の一つが「サイディング」です。
サイディングは、工場で製造された板状の外壁材を建物に施工して仕上げていきます。
そのサイディングを横方向に施工するのが「横張り」、縦方向に施工するのが「縦張り」です。
名前だけ聞くと、
「同じ外壁材を90度回転させるだけでは?」
と思うかもしれません。
しかし、実際にはそれほど単純ではありません。
横張りと縦張りでは、外壁材の下に施工する「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる下地材の方向など、施工方法にも違いがあります。
一般的には、
横張りの外壁 → 縦方向に胴縁を施工
縦張りの外壁 → 横方向に胴縁を施工
という関係になります。
つまり、完成した外観だけではなく、その内側の施工方法にも違いがあるということです。
縦張りと横張りで価格は違う?
ここが一番気になるところだと思います。
結論からいうと、
「縦張りだから必ず高い」
「横張りだから必ず安い」
とは限りません。
外壁工事の価格は、張る方向だけで決まるものではないからです。
たとえば、
・選ぶ外壁材の商品やグレード
・外壁材そのものの価格
・建物の形状
・外壁の面積
・窓や玄関など開口部の数
・コーナー部分の多さ
・施工方法
・役物などの部材
・シーリングが必要になる範囲
・外壁材の組み合わせ
など、さまざまな条件によって費用が変わります。
そのため、
「縦張りにしたら○万円高くなります」
と一律に判断することはできません。
同じように見える外壁でも、商品によって縦張りに対応しているもの、横張りを基本としているものなどがあります。
外壁材メーカーの施工基準に合わせて施工する必要があるため、「好きな商品を自由に縦にも横にも張れる」というわけではない点にも注意しましょう。
ローコスト住宅では「標準仕様」が価格を左右する
ローコスト住宅で外壁を考える場合、特に大切なのが「標準仕様」です。
注文住宅では、
「この材料はいくらなのか?」
だけを見るのではなく、
「標準仕様の中で何を選べるのか?」
を確認することがとても重要です。
たとえば、住宅会社が横張りのサイディングを標準仕様として設定している場合、標準仕様の商品を選べば追加費用なしで施工できても、縦張りの商品に変更するとオプションになる可能性があります。
逆に、縦張りに対応した商品が最初から標準仕様に含まれていれば、大きな価格差が出ないケースも考えられます。
つまり、
「縦張り=高級」
「横張り=ローコスト」
という単純な話ではありません。
ローコストでおしゃれな家を建てたい場合は、住宅会社が用意している標準仕様を上手に利用することがポイントです。
縦張り外壁の魅力は「スッキリとしたデザイン」
縦張りの大きな魅力は、なんといっても外観の印象です。
縦方向のラインが強調されるため、建物がスッキリとシャープに見えやすくなります。
特に、
・ブラック
・ネイビー
・ダークグレー
・ホワイト
・木目調
などとの相性も良く、シンプルモダンやスタイリッシュな住宅をつくりたい方には人気のデザインです。
縦ラインによって高さが強調されるので、コンパクトな住宅でもスッキリと見せやすいのもポイント。
総二階のシンプルな建物とも相性が良く、ローコスト住宅でも外壁の張り方や色の組み合わせを工夫することで、印象的な外観をつくることができます。
「建物の形を複雑にしなくても、おしゃれに見せたい」
という方にもおすすめしたい考え方です。
横張り外壁の魅力は「デザインの選択肢」
一方、横張りは住宅の外壁では非常に一般的な施工方法です。
横方向のラインが入ることで、建物に安定感や広がりを感じさせるデザインになります。
また、横張りに対応しているサイディングは商品やデザインの選択肢が多い傾向があります。
たとえば、
・石目調
・レンガ調
・タイル調
・木目調
・塗り壁調
・コンクリート調
など、さまざまなデザインから選べます。
「外壁の柄にもこだわりたい」
という方には、横張りが選びやすい場合があります。
ナチュラル、和モダン、北欧風、シンプルモダンなど、幅広いテイストに合わせやすいのもメリットです。
縦張りと横張りは下地の施工方法も違う
少し専門的なお話になりますが、家づくりでは大切な部分なのでご紹介します。
サイディングの内側には、「胴縁」と呼ばれる下地材を施工する方法があります。
横張りサイディングでは一般的に縦胴縁、縦張りサイディングでは横胴縁を使用します。
外壁材の裏側には通気層を確保し、湿気などを排出できるようにする「外壁通気構法」があります。
そのため、縦張りの場合は横方向に取り付ける胴縁によって通気が妨げられないよう、施工基準に沿って適切に通気経路を確保することが重要です。
これは「縦張りが良い・悪い」という話ではありません。
大切なのは、使用する外壁材に合った正しい施工をすること。
外壁は完成すると下地が見えなくなります。
だからこそ、デザインだけでなく施工方法まで考えて外壁を選ぶことが重要なのです。
シーリングの量もチェックしてみよう
外壁選びでは、初期費用だけでなく将来のメンテナンスも考えておきたいところです。
サイディング住宅では、外壁材同士の継ぎ目などに「シーリング(コーキング)」と呼ばれる材料を使用することがあります。
このシーリングは雨水の浸入を防ぐために重要な部分ですが、年月とともに劣化するため、将来的に点検や補修が必要になることがあります。
縦張りと横張りでは、外壁材のサイズや建物の形、施工方法などによって継ぎ目の位置や量が変わることがあります。
縦張りでは商品や納まりによってシーリングの継ぎ目を少なくできる場合もあります。
ただし、
「縦張りなら必ずシーリングが少ない」
と決めつけることはできません。
商品によって施工方法が異なるためです。
外壁を比較するときは、外壁材本体の価格だけではなく、
「どのくらいシーリングを使用するのか?」
「将来的にどのようなメンテナンスが必要なのか?」
まで確認しておくと安心です。
ローコスト住宅の外壁選びで大切なのは「全部にお金をかけない」こと
予算を抑えながらおしゃれな家を建てるために大切なのは、すべてをグレードアップすることではありません。
「見せたいところに予算を使う」
という考え方がポイントです。
たとえば道路からよく見える正面部分だけデザインを変えたり、玄関まわりだけ木目調の外壁をアクセントとして取り入れたりする方法があります。
ベースの外壁には標準仕様を使い、アクセントになる部分だけこだわる。
これだけでも外観の印象は大きく変わります。
外壁の色を何種類も使わなくても、
「張り方向」
「凹凸」
「窓の配置」
「玄関ドア」
「軒天」
などを組み合わせることで、シンプルながらおしゃれな外観にすることができます。
縦張りと横張りを組み合わせるのもおすすめ
外壁は、必ず全面を同じ張り方にする必要があるとは限りません。
商品や設計、施工条件によりますが、縦張りと横張りを組み合わせてデザインする方法もあります。
たとえば、
建物全体 → シンプルな横張り
玄関部分 → 縦張りのアクセント
という組み合わせ。
逆に、
建物全体 → ダークカラーの縦張り
玄関部分 → 木目調のアクセント
といったデザインもおしゃれです。
ポイントは「使いすぎない」こと。
外壁の色や柄をたくさん組み合わせると、かえってまとまりのない外観になることがあります。
ローコスト住宅の場合は、建物の形をシンプルにして、外壁の張り方やアクセントで個性を出す方法もおすすめです。
外壁はサンプルだけで決めないことも大切
外壁選びで意外と多いのが、
「小さなサンプルで見た印象と、完成した家の印象が違った」
というケースです。
外壁は家全体に施工されるため、小さなサンプルと大きな面積では色の見え方が変わることがあります。
さらに、
・晴れている日
・曇っている日
・朝
・夕方
・日向
・日陰
などでも印象が変わります。
できれば施工事例や完成した建物を見ながら検討するのがおすすめです。
特にブラック、グレー、ホワイトなどのシンプルな色は、張り方向や外壁表面の凹凸によっても見え方が変わります。
「この色が好き」だけではなく、
「家全体になったときにどう見えるか?」
をイメージしながら選んでみましょう。
結局、縦張りと横張りはどちらがおすすめ?
これは、家づくりで何を重視するかによって変わります。
スッキリ、シャープ、モダンな外観が好きなら「縦張り」。
豊富な柄やデザインから選びたいなら「横張り」。
という考え方が一つの目安になります。
ただし、ローコスト住宅で重要なのは、
「縦張りと横張りのどちらが安いか?」
だけで判断しないことです。
外壁材の商品価格、施工方法、標準仕様との差額、シーリング、将来のメンテナンスなどを含めて考えることが大切です。
数万円の初期費用だけを優先して好みではない外観にしてしまい、
「やっぱりこっちにしておけばよかった……」
となってしまっては、せっかくの家づくりがもったいないですよね。
まとめ|外壁は「価格+デザイン+メンテナンス」で考えよう
今回は、「外壁の縦張り・横張りで価格は違う?」というテーマでご紹介しました。
ポイントをまとめると、
・縦張りだから必ず高いわけではない
・横張りだから必ず安いわけでもない
・外壁材の商品や施工条件によって価格は変わる
・ローコスト住宅では「標準仕様」の範囲が重要
・縦張りはシャープでスタイリッシュな印象にしやすい
・横張りはデザインや柄の選択肢が豊富
・下地や通気方法にも違いがある
・初期費用だけでなく将来のメンテナンスも考える
・標準仕様+アクセントでコストを抑えながらおしゃれにできる
ということです。
外壁は、完成した家を見たときに真っ先に目に入る部分です。
だからこそ、「安いものを選ぶ」だけではなく、予算の中で自分たちらしい外観をつくることが大切です。
アークプランでは、ローコストでありながらデザインにもこだわった家づくりをご提案しています。
「縦張りの外壁にすると、どのくらい金額が変わる?」
「この外壁を使ったらどんな外観になる?」
「予算を抑えながらおしゃれな外観にしたい」
「標準仕様ではどんな外壁を選べる?」
など、外壁選びについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
建物本体だけでなく、外壁の色や張り方、玄関ドアや窓との組み合わせまで考えながら、予算とデザインのバランスが取れた家づくりを一緒に考えていきましょう。
ローコストでも、外観にはしっかりこだわれます。
家づくりを検討されている方は、ぜひアークプランの施工事例も参考にしてみてください。
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