見えない部分こそ丁寧に。アークプランが施工業者と「納まり」まで打ち合わせする理由
家づくりというと、皆さんはどんな場面を思い浮かべるでしょうか。
建築家と一緒に間取りを考える時間。
外壁や床、クロス、キッチンなどを選ぶ打ち合わせ。
そして、少しずつ完成していくマイホームを現場で見る楽しみ。
もちろん、これらは家づくりの大切な時間です。
しかし、アークプランが考える「いい家づくり」は、それだけではありません。
完成してしまえば見えなくなる部分や、図面を見ただけでは判断しにくい部分について、設計・施工管理・専門業者が一緒になって施工方法を確認することも、非常に大切だと考えています。
今回は、アークプランの事務所で行った「屋根・ルーフバルコニー部分の施工打ち合わせ」の様子をご紹介します。

写真に写っているのは、バルコニー施工を担当していただく栄住産業さん、アークプランの施工管理者・前田、そして自社設計士・富田です。
一枚の図面を囲みながら、
「この部分はどのように防水を納めるのか」
「外壁との取り合いはどうするのか」
「大工工事の段階ではどこまで施工しておく必要があるのか」
「防水施工を行うために必要な下地はどうするのか」
といった、実際の施工に関わる細かな部分まで確認していきます。
一見すると地味な打ち合わせかもしれません。
しかし、アークプランでは、こうした完成後には見えなくなる部分の打ち合わせこそ、家づくりでは重要だと考えています。
アークプランの家は「デザイン」を実際に建てられる形へ落とし込む
アークプランでは、建築家とつくるローコストデザイン住宅をご提案しています。
私たちが大切にしているのは、
「価格を抑えるために、デザインを諦める」のではなく、限られた予算の中でも建築家のアイデアを生かした家をつくること。
そのため、一般的な住宅とは少し違った外観になることもあります。
シンプルな切妻屋根や片流れ屋根だけではなく、外壁の立ち上がりを利用して屋根部分を隠したり、正面から屋根を見えにくくしたりすることで、建物全体をすっきりと見せるデザインを採用する場合があります。
こうしたデザインによって、
「ローコスト住宅には見えない」
「分譲地の中でも印象に残る」
「シンプルだけれど存在感がある」
そんなアークプランらしい外観をつくることができます。
しかし、デザイン性を高めるほど重要になってくるものがあります。
それが施工の納まりです。
基本の屋根は板金。でもデザインによって施工方法を変えることがあります
アークプランの住宅では、基本的な屋根については板金による施工を行っています。
板金屋根は比較的軽量で、シンプルな屋根形状とも相性がよく、住宅で広く採用されている屋根材です。
しかし、建築家がデザインする住宅では、すべてを同じ方法で施工できるとは限りません。
例えば、建物の外観デザインを整えるために屋根の周囲へ立ち上がりの壁をつくるケースがあります。
道路側から建物を見たときに屋根を目立たなくしたり、建物全体を箱型のシャープなデザインに見せたりするためです。
このような形状の場合、通常の板金屋根だけで納めるのではなく、バルコニーなどに使用する防水技術を屋根部分へ応用して施工する場合があります。
いわゆるルーフバルコニーと同じような考え方で防水層を形成し、建物内部へ雨水を入れないように施工していきます。
ここで大切なのは、
「デザインが格好いいから、この形にしよう」だけで終わらせないことです。
実際にそのデザインを建物として成立させるためには、雨水をどのように排水するのか、防水をどこまで立ち上げるのか、外壁とどのようにつなげるのかなど、細かな施工方法まで考えなければなりません。
建築家のデザインを「施工できる家」にする
住宅設計には、大きく分けると「デザイン」と「施工」という二つの視点があります。
デザインだけを考えれば、自由な発想でさまざまな形をつくることができます。
しかし住宅は、完成した瞬間だけ格好よければいいものではありません。
雨が降ります。
風が吹きます。
真夏には強い日差しを受け、冬には冷え込みます。
熊本では台風や大雨なども考えておかなければなりません。
だからこそ、設計した形を実際の建物にする段階で、
「このデザインなら、どう施工するのが適切なのか」
を考えることが必要になります。
そこでアークプランでは、必要に応じて専門業者にも打ち合わせへ参加してもらいます。
今回の打ち合わせも、その一つです。
栄住産業さん×施工管理×自社設計士で施工方法を確認
今回の打ち合わせでは、バルコニー施工の専門業者である栄住産業さんにお越しいただきました。
そしてアークプランからは、
施工管理者・前田
と、
自社設計士・富田
が同席。
実際の設計図面を机の上に広げながら、施工方法を一つひとつ確認しました。
設計側からは、
「このような外観デザインにしたい」
という意図があります。
一方、施工管理側には、
「実際の現場では、どの順番で施工するのか」
「大工さんには、どこまでつくってもらうのか」
という視点があります。
さらに専門業者には、
「防水工事を適切に行うには、どのような下地や形状が必要なのか」
という専門的な視点があります。
この3つを図面上で照らし合わせていきます。
これが非常に重要です。
なぜ現場が始まる前に打ち合わせをするのか?
家づくりには、非常に多くの職人さんが関わります。
基礎職人、大工職人、板金職人、外壁職人、防水職人、電気工事、設備工事、クロス職人など、それぞれの専門分野を持つ職人さんが一つの住宅を完成させていきます。
そして、一つの工事と次の工事がつながる部分を建築では「取り合い」や「納まり」と呼ぶことがあります。
実は、この部分がとても重要です。
例えば、
大工さんがつくった下地の上に防水施工を行い、その後に外壁職人さんが外壁を施工する。
この場合、
大工工事→防水工事→外壁工事
という複数の工事が連続しています。
それぞれの職人さんが別々の判断で施工してしまうと、後から、
「ここはもう少し下地が必要だった」
「防水を先に施工しておく必要があった」
「この状態では外壁がきれいに納まらない」
といった問題が発生する可能性があります。
だからこそ、工事が始まる前に施工方法を確認しておくことが大切なのです。
専門業者と打ち合わせすることで職人さんにも正確に伝えられる
今回のように専門業者と事前に打ち合わせをする大きなメリットが、もう一つあります。
それは、
現場で作業する大工職人や外壁職人へ、施工方法を具体的に伝えられることです。
施工管理者が事前に納まりを理解していれば、
「ここはこの寸法で下地をつくってください」
「この部分は防水施工が入るので、この状態まで仕上げてください」
「ここから先は防水業者が施工します」
といった具体的な指示を出すことができます。
現場で、
「たぶん、こうだろう」
という判断をしない。
分からない部分があれば、専門業者へ確認する。
必要であれば設計者も交えて検討する。
そして、施工方法を決めてから職人さんへ伝える。
アークプランでは、このような流れを大切にしています。
「設計」と「現場」が近いこともアークプランの強み
アークプランには自社設計士がいます。
そして施工管理を行うスタッフがいます。
今回の写真のように、設計士と施工管理者が同じテーブルで専門業者と図面を確認できることには、大きな意味があります。
設計図面を描いた人が、
「なぜこの形にしたのか」
を説明できる。
施工管理者が、
「実際の現場では、ここが難しい」
と伝えられる。
そして専門業者が、
「それなら、この施工方法が適しています」
と提案できる。
設計だけで完結するのではなく、
設計→施工検討→現場
までをつなげていく。
これもアークプランが大切にしている家づくりです。
ローコスト住宅だから施工まで簡単にするわけではありません
「ローコスト住宅」と聞くと、
できるだけ簡単につくる家。
選択肢を少なくした家。
どの家も同じような形につくることで価格を安くした住宅。
そんなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、住宅価格を抑えるためには合理化も必要です。
しかしアークプランが目指しているのは、
「安くするためだけの家づくり」ではありません。
私たちは、できるだけ手の届きやすい価格帯でありながら、
「この家にして良かった」
と思っていただけるデザイン住宅を目指しています。
そのためには建築家の設計力だけでは不十分です。
どれだけ素晴らしいデザインでも、それを正しく施工できなければ意味がありません。
だからこそ、ローコスト住宅であっても、必要な部分については専門業者としっかり打ち合わせを行います。
完成すると見えなくなる部分にこそ時間を使う
今回の打ち合わせ内容は、完成した住宅を見ても、おそらくほとんど分かりません。
屋根や防水の下地がどのようにつくられているのか。
外壁との取り合いをどのように考えたのか。
防水をどこまで立ち上げたのか。
大工さんへどんな指示をしたのか。
完成すると、その多くは仕上げ材の中に隠れてしまいます。
しかし、
見えなくなるから、重要ではない。
私たちはそうは考えていません。
むしろ、
完成すると見えなくなる場所だからこそ、施工前にしっかり考える。
これが大切だと思っています。
一枚の図面を囲む時間も「家づくり」です
今回掲載した写真だけを見ると、普通の打ち合わせ風景に見えるかもしれません。
テーブルの上には図面と電卓。
設計士、施工管理者、専門業者が図面を囲みながら話をしています。
華やかな住宅完成写真とは少し違います。
しかし、実際の家づくりは、このような時間の積み重ねです。
「ここはどう施工する?」
「この納まりで問題ない?」
「外壁との取り合いは?」
「大工さんにはどう伝える?」
「この方法なら防水はどうする?」
一つひとつ確認しながら、設計図を実際に建てられる住宅へ変えていきます。
アークプランでは、こうした施工前の打ち合わせも大切な「家づくり」の一部だと考えています。
建築家とつくるローコスト住宅だからこそ、施工管理が重要
アークプランでは、建築家によるプランニングを生かしながら、できるだけ価格を抑えた家づくりをご提案しています。
外観に少し変化をつける。
窓の位置を工夫する。
屋根を目立たなくする。
外壁のラインを揃える。
玄関部分を印象的にする。
こうした一つひとつの工夫によって、住宅の印象は大きく変わります。
高額な素材をたくさん使わなくても、設計によって家を格好よくすることはできます。
これが建築家とつくる家の魅力です。
一方で、一般的な形とは異なるデザインを採用する場合には、それに合わせた施工検討も必要になります。
だからこそ、
設計力+施工管理力+職人さんの技術
この3つが重要になります。
アークプランでは「建築家がデザインして終わり」ではなく、そのデザインを現場へつなげるところまで考えています。
いい家は、たくさんの専門家の連携から生まれます
住宅は、一人ではつくれません。
設計士だけでも完成しません。
施工管理者だけでも完成しません。
大工さんだけでも完成しません。
それぞれの分野を担当する職人さんや専門業者が協力し、一つの建物をつくり上げていきます。
だからアークプランでは、
「誰が施工するか」だけではなく、「どう連携するか」
も大切にしています。
今回の栄住産業さんとの打ち合わせも、その取り組みの一つです。
専門的な部分は専門業者の意見を聞く。
設計上の意図は設計士が伝える。
施工方法は施工管理者が確認する。
そして決定した内容を現場の職人さんへ伝える。
この連携によって、設計図に描かれたデザインを実際の住宅へとつなげていきます。
アークプランが考える「ローコスト住宅」の価値
住宅価格が上昇している今、
「できるだけ住宅価格は抑えたい」
というご相談は決して珍しいものではありません。
しかし、
価格を抑えたいからデザインを諦める。
価格を抑えたいから施工へのこだわりも諦める。
それでは少し寂しいと、私たちは考えています。
限られた予算の中で、どこにお金を使うのか。
どこを設計で工夫するのか。
どの部分はシンプルにするのか。
そして、重要な施工部分はどのように納めるのか。
これらを一つひとつ考えることが、アークプランの家づくりです。
熊本で建築家とつくるローコストデザイン住宅を
アークプランでは、家づくりをご検討されている方からのご相談を受け付けています。
まだ土地が決まっていなくても構いません。
具体的な間取りが決まっていなくても大丈夫です。
「ローコスト住宅でもデザインにはこだわりたい」
「建築家と家をつくってみたい」
「予算を抑えながら格好いい家にしたい」
「施工についてもしっかり考えてくれる住宅会社を探している」
そんな方は、ぜひ一度アークプランへご相談ください。
家づくりでは、完成した住宅の写真を見ることも大切です。
しかし、その一棟がどのような考え方で設計され、どのような打ち合わせを経て、どのように現場へ伝えられているのかを見ることも、住宅会社選びでは大切なポイントではないでしょうか。
今回の一枚の写真は、完成写真ではありません。
それでも私たちにとっては、とても大切な家づくりの一枚です。
図面を囲み、設計士、施工管理者、専門業者が意見を交わす。
その内容を現場へ持ち帰り、大工職人や外壁職人をはじめとした各職人へ正確に伝える。
そして一棟の住宅として完成させていく。
建築家のデザインを、正しい施工へ。
図面上のアイデアを、実際に安心して暮らせる住まいへ。
アークプランは、完成すると見えなくなる部分にも目を向けながら、これからも一棟一棟、丁寧な家づくりを続けていきます。
アークプランの家づくり相談
家づくりを始める段階では、分からないことがあって当然です。
「自分たちの予算でどんな家が建てられる?」
「ローコスト住宅でも外観にはこだわれる?」
「この土地ならどんな間取りになる?」
「住宅ローンはいくらくらいまでなら無理がない?」
まだ家を建てると決めていない段階でも構いません。
アークプランでは、建築家とつくるローコストデザイン住宅について、家づくりのさまざまなご相談を承っています。
デザインだけを見るのではなく、そのデザインをどう施工するのかまで考える。
それが、アークプランの家づくりです。
いますぐ、アークプランの家を体験!
最新の施工事例や、家づくりのポイントをYouTubeで公開中です。
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「ここなら買える、しかもいい家」
その感動を、ぜひあなたにもお届けします。
アークプラン株式会社 建築家とつくるローコストな家熊本
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