お問い合せ

電話でご相談

お問い合せ

電話でご相談

熊本のローコスト住宅メーカー・アークプラン

住宅づくりコラム
2023/12/12

窓の種類について解説!特徴や設計する際のポイントも紹介!

家づくりにおいて、窓を選ぶ機会は多いです。

部屋の大きさや用途によって、様々なサイズや種類から窓を選ばなくてはいけません。

日本で昔から一般的な引き違い窓から、換気用に人気のすべり出し窓、開け閉めをせず採光がとれるFIX窓など、種類も多くそれぞれに特徴があります。

窓は、家の中を明るくする採光や、室温や冷暖房効率に関わる気密性、防犯面などにも影響してくるので、適切な窓を選ぶようにしましょう。

この記事では、家づくりに欠かせない窓の種類や特徴を解説していきます。

窓の種類

窓の形状の種類を説明します。

主に大きく分けて5種類に分けられます。

引き違い窓

2枚の窓ガラスを左右に引いて開閉するタイプのスタンダードな窓です。

サイズは大小様々ですが、窓といえばこのタイプが一般的です。

開口部の開き具合を調整できて、窓ごと外すこともできるので、サッシの掃除を隅々までできたり、大きい家具の出し入れなども可能です。

上げ下げ窓

2枚の窓ガラスを上下にずらして開ける窓です。

欧米ではこのタイプが一般的で、洋風なデザインの住宅によく見られます。

上下ともに開閉できるタイプと、片方のみ開閉できるタイプがあります。

引き違い窓に比べて気密性と遮音性に優れているのが特徴です。

また、窓の幅が狭いので、人が通りにくく防犯性も高いです。

すべり出し窓

取手やハンドル部分をつかんで回し外側に押し出す、または手前に引いて窓を開けるタイプの窓をすべり出し窓と言います。

縦方向を回転軸に、室外側へすべり出しながら開く窓を「縦すべり出し窓」といいます。

引き違い窓と違って、省スペースでも取り入れやすいというメリットもあります。

換気用に設置されることも多く、サイズや形も様々ですが、細長いすべり出し窓は狭い場所にも設置しやすく人気です。

はめ殺し窓・FIX窓

開閉ができない窓のことを、はめ殺し窓・FIX窓と言います。

主に採光をとるために設置されることが多いです。

FIX窓は、開閉しないため落下の危険性がほとんどありません。また、窓や鍵の締め忘れもないため、防犯性にも優れた窓ということになります。

窓と壁の隙間がないので、気密性も高く、冷暖房の効率も開閉式の窓と比べると良くなります。

スライドするためのレールや鍵が必要ないため、目立つ窓枠を省くことができ、スッキリとした窓にすることができます。

出窓

出窓とは、建物の壁に張り出した窓のことで、張り出した部分が台形や角型、弓型などの種類があります。

出窓を設置すると、空間に奥行きが出たり、インテリアや植物を飾ることができたりと、出窓にしか出せないメリットがあります。

出窓の注意点として、結露しやすい点が挙げられます。

出窓の空間に熱気や冷気がこもって、外気との温度差が生じやすいため結露が発生してしまいます。結露を放置するとカビが発生し、カーテンや窓の周辺が傷んでしまうので、結露対策は必要になります。

窓の呼び名

窓には形状が同じでも、大きさや特徴によって呼び名が異なることがあります。

スリット窓

スリットとは、「隙間」の意味で、細長いスペースにはめ込まれた窓のことを「スリット窓」と言います。

玄関や階段スペースの壁面、吹き抜け部分などに、採光用の窓として設置されることが多いです。

形状が細長いため、プライバシーを確保でき、防犯面でも優れている窓です。

換気が必要かどうかで、すべり出し窓かFIX窓を使われることが多いです。

スリット窓は複数並べることも多く、採光を取り入れる目的もありますが、家のデザインのアクセントにもなります。

掃き出し窓

掃き出し窓とは、窓の下部分が床まである引き違い窓のことで、リビングとベランダを繋ぐ窓に多く利用されます。

掃除をする際に、ほうきでゴミを庭へ掃き出していたことから、掃き出し窓と呼ばれています。

床まで窓があるため、人の出入りがしやすく、バリアフリーな窓とも言えます。

窓の面積が大きくなるため、飛来物で割れやすかったり、断熱性が下がってしまうというデメリットがありますが、断熱性能が高い窓ガラスを検討して対策をしましょう。

腰高窓

腰高窓(こしだかまど)とは、成人の腰の高さあたりに設置された窓のことです。だいたい、床から80cm~100cmに取り付けられています。

サイズは高さ90cm幅180cmのものが多いです。

間取りにもよりますが、洋室・寝室・子供部屋などに採光や換気を目的として付けられることが多いです。

天窓

天窓とは、屋根面に設置する窓のことで、トップライトとも呼ばれます。

日当たりがあまり良くない立地に家を建てる際、採光を取るために採用されることが多いです。

天窓も開閉するタイプとFIXするタイプのどちらも設置可能です。

空を眺められるというのが、天窓の醍醐味の一つです。子供部屋に設置して、夜空の星を眺めるのも、子供ならワクワクすること間違いなしです。

他の窓に比べて、天井部に設置しているため、雨漏りや結露に注意しなければいけません。

窓を設計する際のポイント

窓の種類やサイズを考える際に、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

家具の配置を考えて窓を設計する

窓の失敗談でよくあるのが、家具を設置した時に窓が隠れてしまうケースです。

設計段階で、大きめの家具(テレビやソファ、ベッドや棚など)の配置を考えておきましょう。

部屋を明るくしたいなら、なるべく窓は隠れない方がいいので、家具のレイアウトは早めに考えておくことをオススメします。

採光がとれているか確認する

採光は、窓を設置する方角はもちろん、部屋自体の方角や隣接する住宅の高さや距離にも関わるので、思ったよりも採光が取れず部屋が暗くなってしまうこともあります。

特にスリット窓は、おしゃれでプライバシーも確保できて人気ですが、方角や時間帯によっては、暗いと感じることもあるので、サイズや位置をしっかりと確認しておきましょう。

東西の窓からの光が眩しい

東と西の窓は、時間帯によっては直接日光が当たりすぎて、カーテンを開けにくい場合があります。

リビングの東側の窓から入る朝の日光が、テレビに直接当たってしまったり、夕方の西日がまぶしかったりするので、窓のサイズや位置による日の入り方をしっかり確認しておきましょう。

せっかく大きめな窓にしたのに、眩しくてカーテンを閉めてしまうなんてことになったら、もったいないので、実際の間取りや日の入り方をイメージするようにしましょう。

まとめ

今回は、家づくりに欠かせない窓の種類や特徴をご紹介しました。

間取りに応じて、設計士やハウスメーカーなどから窓の提案はあると思いますが、自分なりに理想の家具のレイアウトを考えながら、窓の種類や大きさをイメージすることが大事です。

窓は部屋の明るさだけでなく、換気や防犯、家の冷暖房効率にも影響するので、窓の種類やサイズに応じて窓ガラスも選ぶ必要があります。

大きい窓は複層ガラスにして断熱性能をあげたり、あまり家の中を見られたくない場所はすりガラスにするなどの対策ができます。

家づくり中の人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

お家づくりならアークプランへご相談を!

アークプランでは、他にも家づくりに関してのお役立ちコラムを毎週更新しています。詳しくはこちら

家づくりで悩みがちな住宅ローンについてのコラムも公開中!【住宅ローンコラム】

アークプランは熊本のハウスメーカーで、ローコスト注文住宅1000万円以下の家で人気のtecoro(テコロ)980万円~などのプランが人気です。アークプランは快適な暮らしと安心のお支払いでマイホームの夢を応援します。自営業の方、勤続年数や他社でローン減額にお悩みの方、収入に不安のある方、住宅ローンにに強いアークプランにぜひご相談下さい。

PAGE TOP