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熊本のローコスト住宅メーカー・アークプラン

住宅づくりコラム
2022/12/23

【家族を守る家づくり!】地震に強い家ってどんな家?耐震等級について解説

はじめに

地震大国日本は、いつどこで大きな地震が発生してもおかしくない地域です。新築でお家を建てるとき、「地震に強い家」という条件は必須ですね。建物の地震に対する強さを表すときに、「耐震等級」という言葉をよく耳にしますが、皆さんは耐震等級の意味についてしっかり理解できていますか?よく耳にするけれど具体的にどういう意味なのか分からない、なんとなく知ってるけど家づくりの前にもっと詳しく知りたい!という方に向けて、今回は耐震等級について詳しく解説していきます。少しでも皆さんの安心・安全な家づくりのお役に立てたら幸いです。

 

耐震等級とは

耐震等級とは一言で言うと、建物の地震に対する強さを表した指標です。耐震等級という指標は、建築に関する知識がない私たちでもわかるように、2000年に制定されました。そのため、2000年より前に建てられた建物については、耐震等級の評価がしっかりされていない場合もあります。

耐震等級には等級が1~3まで分かれており、数字が大きいほど建物の地震に対する強さは強くなります。具体的に言うと、建物の構造が地震に対して倒壊・崩壊しにくいほど等級の数字は大きくなります。

耐震に似た言葉で「免震」、「制震」もありますが、これは耐震とは違う点で地震に対する強さを表しています。

 

耐震等級1

耐震等級1は、耐震等級の中では「基礎」、すなわち建物に備わっているべき「最低限の耐震性能」を満たしていることを表します。建築基準法で定められた性能を満たしていれば、「耐震等級1」となります。

震度6~7程度の大地震にも耐えられることが想定されています。

耐震等級2

耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の耐震強度があることを示すものです。
耐震等級が2以上であれば、「長期優良住宅」という認定を受けることができ、住宅ローンの控除や税金の面で様々なメリットがあります。

また、学校や病院など災害時の避難所として指定されている公共施設は、耐震等級2以上の耐震強度になるよう義務付けられています。

耐震等級3

「耐震等級3」はもっとも高い耐震等級で、耐震等級1の1.5倍の強度があることを示すものです。消防署や警察署など、災害時に出動しなければならない重要な施設は耐震等級3以上を満たす強度で建設するよう定められています。

 

建物の耐震性に影響するものとは?

耐震等級を高くしたい!と考えたとき、家のどんな要素が耐震性能に関わってくるのかを知っておいた方が良いですよね。実は、下記の4つが建物の耐震性能に大きく関わってきます。

建物の重さ

住宅・建物そのもののや屋根が重いほど、地震の際の揺れが大きくなります。平屋よりも2階建ての住宅の方が地震で揺れやすいのは建物に2階部分の重さが加わっているためです。屋根の重さも重要であるため、軽量瓦やスレート屋根などが選ばれています。

壁(耐力壁)

壁は、住宅や建物にかかるさまざまな方向からの力に抵抗して支えるためのもの。真上からの重さに対しては柱が重要ですが、地震の揺れのような横からの力には壁の存在が重要になります。地震や台風などの力に抵抗できる壁のことを「耐力壁」といい、筋交いを使って強化したり、よく耳にする2×4(ツーバイフォー)工法がこれにあたります。

耐力壁や耐震金物の配置場所

耐力壁や耐震金物はただ設置すればいいというわけではなく、配置場所も大切です。耐震金物は柱と柱の間に斜めに入れる筋交プレートや、柱と土台・柱と梁を固定するホールダウン金物、建物の基礎と建物本体をつなげるアンカーボルトなどの種類があります。耐力壁や耐震金物を用いて、その力を発揮できる場所にバランスよく配置することで、最大限の耐震効果を出すことができます。

壁と床は常に接しているため、耐力壁が地震の力に抵抗して踏ん張るためには、床の力が必要です。耐震等級2、耐震等級3の場合には、「床倍率」として水平の耐力を計算します。

 

熊本地震からの学び

私たちが経験した平成28年4月の熊本地震では、震度7という非常に強い揺れに二度も見舞われました。

特に震源地付近の益城町で甚大な被害をもたらした観測史上初となる震度7の発生で、私たちは「住宅の耐震性」について考え直す大きな機会となりました。

多数の家屋が半壊・全壊する中、益城町においても「耐震等級3」で設計された戸建て住宅では、ほとんど被害がなかったという結果が専門家の間で注目され、「耐震等級1や2では足りない」という世論が起こりました。

いまや耐震等級は3であることが、地震から家族を守り、そして地震後の暮らしをも守る大切な要素になっています。

私たちアークプランも、ご提供する住宅は「耐震等級3」を標準仕様としています。

 

熊本で「ローコストで高性能な家」を建てたいならアークプラン!

アークプランは熊本のローコストで高性能な家づくりを目指すハウスメーカーです。家づくりを通してこれまでにたくさんのお客様の満足とマイホームの夢を実現しています。

住宅ローン等の資金計画のご相談に強いハウスメーカーとして、熊本の皆様の住宅づくりのお手伝いをさせていただいています。

お客様のお一人おひとりのライフスタイルにあった住みやすい家をご提案することはもちろん、購入してからも建てて良かったと満足していただけるような住宅づくりを心がけています。

家づくりに関するお問い合わせはもちろん、住宅ローンや資金計画などのご相談も承っておりますので。これから家づくりをお考えの方は、ぜひアークプランまでお気軽にご相談ください。

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