【頭金0円編】【第1話】「貯金ゼロからの大逆転。トラック運転手が、建築家とつくる高性能住宅を手に入れるまで」
僕は、高梨涼介(35歳)です。 僕は現在、運送会社でトラックドライバーとして働いています。妻の香織(30歳)と、やんちゃ盛りの小学5年生の息子の健太3人家族。
今の悩みは、古くなってきたアパートの結露と、冬の耐えがたい寒さ。 「子どもが中学生になる前に、自分たちの家を持てたら……」 そんな淡い期待を持って家づくりをスタートした僕たちを待っていたのは、想像以上に高い「お金の壁」でした。
■ 住宅展示場で突きつけられた現実
休日に家族で向かった、華やかな住宅展示場。 最新の設備や広いリビングに目を輝かせる香織と息子を見て、「頑張って働いて、ここに住ませてやりたい」と強く思いました。
しかし、営業担当者との商談で現実に引き戻されます。 僕たちの貯金は、ほぼゼロ。日々の生活と子育てで精一杯で、まとまった貯蓄を作る余裕がなかったんです。
「高梨さん、正直に申し上げます。頭金なしでのフルローンは審査が非常に厳しいです。せめて100万円、できれば諸経費分だけでも現金で用意できないと、うちではお引き受けできません」
何社回っても、答えは同じでした。 「まずは100万円貯めてから、また来てください」 遠回しにそう断られているようで、帰り道の車内はあんなに盛り上がっていたのが嘘のように静まり返りました。
■ 諦めきれずに、深夜のスマホ検索で
「やっぱり、僕の年収じゃ家なんて高望みだったのかな」 仕事終わりの深夜、一人でスマホを眺めるのが日課になっていました。
「住宅ローン 頭金なし」「低コスト 高性能 熊本」 藁にもすがる思いで検索を続けていたとき、ふと目に留まったのが『アークプラン』の文字でした。
-
「建築家とつくる家を、手の届く価格で」
-
「広告費や展示場コストをカットして、家に予算を回す」
-
「ローンが不安な方こそ、まずは相談を」
ホームページに並ぶ言葉が、今の僕たちに突き刺さりました。 「ここなら、もしかしたら……」
香織にはまだ言わず、僕は震える指で問い合わせフォームに今の状況をすべて打ち込みました。 これが、僕たちの運命を変える1通目のメールになるとは、この時の僕はまだ知る由もありませんでした。