【内装の色決め!】デザインは外観だけでは完成しません。内装をしっかりとしたコンセプトに基づいて家を作らないと、いい家にはなりません。
クロスと呼ばれる壁紙について、どんな色の壁紙にすれば良いのか知っておきましょう。
インテリアコーディネートを考える上で、内装の壁紙はもっとも重要なものとなります。
・雰囲気を意識する
・生活を意識する
・テイストを統一する
選び方は人それぞれになるけど、もっとも重要な選び方についてポイントを抑えておきましょう。
- 目的とコンセプトを明確にする
どんな部屋にしたいですか? (例:落ち着く寝室、明るいリビング、集中できる書斎など)
誰が使う部屋ですか? (例:夫婦で使う、子供部屋、ゲストルームなど)
どんな雰囲気を出したいですか? (例:モダン、ナチュラル、クラシック、和風など)
具体的なイメージを固めることで、色の選択肢を絞り込むことができます。
- ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの考え方
内装の配色では、一般的に以下の3つの要素で構成されます。
□ベースカラー (基調色)
床、壁、天井など、部屋の大部分を占める色。
部屋全体の印象を決定づけるため、飽きがこない、落ち着いた色を選ぶのが一般的です。
白、オフホワイト、ベージュ、グレーなど、ニュートラルカラーがよく使われます。
床の色(フローリングの色など)に合わせて壁や天井の色を決めると、統一感が出やすくなります。
□メインカラー (主役色)
ソファ、カーテン、ラグなど、インテリアの主役となる家具やファブリックの色。
ベースカラーとの相性を考え、部屋のテーマとなる色を選びます。
ベースカラーよりは少し主張のある色を選び、部屋に個性を与えます。
□アクセントカラー (強調色)
クッション、小物、絵画など、少量で変化をつける色。
メインカラーとは異なる色を選び、部屋にメリハリや動きを与えます。
目を引く鮮やかな色や、メインカラーの補色などが効果的です。
これらの比率は、一般的に「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」が良いとされています。このバランスを意識することで、統一感がありながらも魅力的な空間を作ることができます。
- 色が与える心理的効果を知る
色はそれぞれ、人の感情や感覚に様々な影響を与えます。
白:清潔感、広がり、明るさ。どんな色とも合わせやすい万能色。
黒:高級感、重厚感、モダン。空間を引き締める効果があるが、多用しすぎると圧迫感も。
グレー:落ち着き、上品さ、都会的。他の色を引き立てる効果も。
ベージュ/ブラウン:温かみ、安心感、ナチュラル。リラックスできる空間に。
青:落ち着き、集中力、清涼感。寝室や書斎におすすめ。
緑:安らぎ、癒し、自然。リリビングや寝室に。
赤:情熱、活気、食欲増進。ダイニングやアクセントカラーに。
黄:明るさ、楽しさ、幸福感。子供部屋やアクセントカラーに。
オレンジ:陽気さ、暖かさ、親しみやすさ。ダイニングやリビングに。
これらの効果を参考に、部屋の用途や理想の雰囲気に合わせて色を選びましょう。
- 光の当たり方を考慮する
自然光:南向きの部屋は明るく、北向きの部屋は光が入りにくいなど、部屋の向きや窓の大きさによって光の入り方が異なります。
自然光が少ない部屋では、明るめの色を選ぶと開放感が出ます。
日当たりの良い部屋では、落ち着いた色や寒色系も良く映えます。
照明:昼白色の蛍光灯、電球色のLEDなど、照明の色によって壁や家具の見え方が変わります。
実際にサンプルを当てて、様々な照明の下でどう見えるか確認することをおすすめします。
- サンプルで確認する
他の内装素材とサンプルを合わせてみる
実際に合わせるとどのようになるのかイメージしやすくなります。
- 全体の統一感を意識する
隣接する部屋とのつながり:廊下からリビングへ、リビングからダイニングへなど、部屋同士のつながりを意識して色を選ぶと、家全体に統一感が生まれます。
既存の家具や家電の色
新しく購入するものでも、今あるものでも、既に部屋にある大きな家具や家電の色と喧嘩しないように色を選びましょう。
- トレンドを取り入れる
流行の色を取り入れるのも楽しいですが、ベースカラーは長く使うものなので、飽きのこない色を選ぶのが賢明です。アクセントカラーや小物でトレンドを取り入れるのがおすすめです。
アークプランでは内装のテイストを決めて、色のチョイスを間違えないようにしっかりと打合せをおこないます。専門の担当者が全体のイメージを描いてくれるので安心できます。
室内プランの作成から、様々な要望にお応えできるようになりました。
他社では出来なかった内装プラン作成も可能となります。