【建築用語集】住宅会社と相談する前に知っておきたいこと。打合せでもう分からないことはありません。必要な専門用語をまとめておきました。

家づくりの打ち合わせでは様々な用語があります。難しくて理解できないと思う方もいると思いますが、ここでは誰でも簡単に理解できるようになります。
アークプランでも多用している専門用語をまとめてみました。
設計・プランニングに関する建築用語
□基本的な空間・配置に関する用語
□間取り(まどり)
部屋の配置や大きさ、水回りなどの機能空間の配置を指す言葉。一般的には「2LDK」のように、部屋数とLDK(リビング・ダイニング・キッチン)で表現されます。
□LDK
Living (居間)、Dining (食堂)、Kitchen (台所) の略。これら3つの機能が一体となった空間を指します。最近の住宅では、家族が集まる中心的な空間として重視されます。
□S (サービスルーム)
納戸や書斎、ウォークインクローゼットなど、居室として認められない(採光や換気などの基準を満たさない)部屋のこと。収納や趣味のスペースとして利用されます。
□動線(どうせん)
建物の中で人が移動する経路のこと。家事動線(洗濯、料理などの移動)、来客動線(玄関からリビングへの移動)、生活動線(寝室からトイレへの移動)などがあり、効率的で快適な生活を送るために重要な要素です。
□ゾーニング
建物の敷地や室内空間を、機能や目的に応じていくつかの領域(ゾーン)に分けること。例えば、パブリックゾーン(LDK、玄関など)、プライベートゾーン(寝室、子供部屋など)、サービスゾーン(水回り、収納など)といった分け方をします。
□採光(さいこう)
自然光(太陽光)を室内に取り入れること。建築基準法で居室の採光に一定の基準が設けられています。
□通風(つうふう)
窓や開口部などを利用して、風を室内に取り込み、空気を入れ替えること。結露やカビの発生を防ぎ、快適な室内環境を保つために重要です。
□日当たり(ひあたり)
建物や敷地に日光が当たる状態。特に冬場の暖かさや洗濯物の乾き具合などに影響します。方位によって日当たりの良さが異なります。
□ファサード
建物の正面、特に外観デザインの主要な部分を指す言葉。建物の印象を大きく左右します。
■図面・計画に関する用語
□平面図(へいめんず)
建物を水平に切断した状態を真上から見た図面。各階の間取りや部屋の広さ、窓やドアの位置などが詳細に示されます。設計の最も基本的な図面です。
□立面図(りつめんず)
建物を外から見たときの図面。東西南北の各方向から見た外観デザイン、窓やドアの配置、屋根の形状、高さなどが示されます。
□断面図(だんめんず)
建物を垂直に切断した状態を見た図面。各階の高さ、天井の高さ、屋根裏や基礎の構造、階段の形状などが示されます。
□配置図(はいちず)
敷地全体と、その中に建物がどのように配置されているかを示した図面。敷地の形状、方位、道路との関係、駐車場、庭などが描かれます。
□パース(透視図)
建物の完成イメージを立体的に表現した絵やCG画像。施主が完成形を具体的にイメージしやすくなるように作成されます。
□ボリューム
建物の大まかな大きさや形状、配置を指す言葉。詳細な設計に入る前に、建築物の全体像や敷地とのバランスを検討する段階で使われます。
□ゾーニング図
敷地内や建物内部の空間を用途や機能によって区分けした図。パブリック、プライベート、サービスなどのゾーンを示すのに使われます。
その他の関連用語
□コンセプト
設計の基本的な考え方や方向性。施主の要望やライフスタイル、敷地の特性などを踏まえて、建物のテーマや目指す姿を言語化したものです。
□ヒアリング
設計者が施主の要望やライフスタイル、家族構成、趣味などを詳しく聞き取る打ち合わせのこと。設計の初期段階で非常に重要となります。
□プレゼンテーション(プレゼン)
設計者が施主に対して、設計案やプランを説明し、提案すること。図面やパース、模型などを使って行われます。
□意匠設計(いしょうせっけい)
建物の外観デザイン、間取り、内装、色彩、素材など、美しさや使いやすさ、機能性を総合的に計画する設計のこと。一般的に「設計」と言うとこの部分を指すことが多いです。
□構造設計(こうぞうせっけい)
地震や風、積雪などの外力に対して建物が安全であるように、骨組みや基礎などの構造部材を設計すること。
□設備設計(せつびせっけい)
電気、給排水、空調、換気、ガス、通信など、建物のライフラインとなる設備システムを設計すること。
これらの用語は、設計士やハウスメーカーとの打ち合わせで頻繁に出てくるものですので、少しでも覚えておくとスムーズに話が進むかと思います。
他に気になる用語や、さらに詳しく知りたい用語はありますか?
設計・プランニングに関する建築用語ですね。家づくりにおいて、どのような家を建てたいかを具体的にイメージし、それを設計者に伝える上で非常に重要な言葉の数々です。
ここでは、特に住宅の設計やプランニングでよく使われる用語をいくつかご紹介します。
■設計・プランニングのプロセスに関する用語
□基本設計(きほんせっけい): 建築主の要望をヒアリングし、建物の大まかなプランやデザイン、配置、間取りなどを決める初期段階の設計。この段階で、建物の全体像や方向性を固めます。パースや模型が作成されることもあります。
□実施設計(じっしせっけい): 基本設計で決まった内容を元に、実際に工事を行うために必要な詳細な図面を作成する段階。構造計算、設備計画、材料選定など、具体的な仕様を決定していきます。
□配置図(はいちず): 敷地に対する建物の位置、門やアプローチ、駐車スペース、庭などの外構計画が示された図面。日当たりや風の通り道なども考慮して作成されます。
□平面図(へいめんず): 建物を水平方向に輪切りにした状態で上から見た図面。各階の間取り、部屋の広さ、ドアや窓の位置、家具の配置などが示されており、間取り図とも呼ばれます。
□立面図(りつめんず): 建物を真横から見た図面。建物の高さ、窓の配置、外観デザインなどが示されます。東西南北の4面が作成されるのが一般的です。
□断面図(だんめんず): 建物を垂直方向に輪切りにした図面。基礎から屋根までの高さ関係、各階の床の高さ、吹き抜けの有無などが示されます。
□矩計図(かなばかりず): 建物の主要な部分を詳細に示した断面図。基礎、土台、柱、梁、屋根などの構造部材の寸法や仕上げ材の構成などが詳しく描かれます。
□パース: 建物の外観や室内を立体的に描いた透視図。完成イメージを視覚的に分かりやすく伝えるために用いられます。CGで作成されることも多いです。
□ゾーニング
敷地や建物内部の空間を、機能や目的に応じてエリア分けすること。例えば、リビング・ダイニング・キッチンなどのパブリックゾーンと、寝室や子供部屋などのプライベートゾーンに分けるなど。
□動線(どうせん)
建物内での人の動きや物の流れのこと。家事動線(洗濯、料理など)、生活動線(起床から就寝まで)、来客動線などを考慮し、効率的で快適な間取りを計画します。
□モジュール
建築において基準となる寸法単位のこと。日本では、尺モジュール(910mm)やメーターモジュール(1000mm)が一般的で、これによって柱の間隔などが決まります。
■間取り・空間に関する用語
□LDK(エルディーケー)
リビング(居間)、ダイニング(食事室)、キッチン(台所)が一体となった空間。
□DK(ディーケー)
ダイニング(食事室)、キッチン(台所)が一体となった空間。
帖(じょう)/畳(じょう): 部屋の広さを表す単位。洋室の場合は「帖」、和室の場合は「畳」と表記されることが多いです。1帖(畳)は約1.62㎡です。
□WIC(ウォークインクローゼット): 人が入って歩ける広さの収納スペース。
□WTC(ウォークスルークローゼット): 2方向から出入りできるウォークインクローゼット。回遊性が高まります。
□SIC(シューズインクローゼット): 玄関に併設された、靴を履いたまま入れる収納スペース。
□パントリー
キッチンに隣接した食品庫や食器などを収納するスペース。
サービスルーム(S)/納戸(N): 建築基準法で定められた居室の採光・換気などの基準を満たさない部屋。収納スペースとして利用されることが多いです。
□吹き抜け(ふきぬけ)複数階にわたって天井や床がない開放的な空間。採光や開放感、上下階の一体感を生み出します。
□サンクンリビング
リビングの床を一段下げることで、天井高を高く感じさせ、空間に広がりを持たせる手法。
□ニッチ
壁の一部をくぼませて作る飾り棚や収納スペース。
□回遊動線(かいゆうどうせん): 複数の部屋をぐるっと回れるような間取り。家事効率を高めたり、家族間のコミュニケーションを促進したりする効果があります。
■敷地・法律に関する用語
□建ぺい率(けんぺいりつ)
敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合。土地ごとに上限が定められています。
□容積率(ようせきりつ)
敷地面積に対する延床面積(建物の全フロアの床面積の合計)の割合。土地ごとに上限が定められています。
□用途地域(ようとちいき)
都市計画法によって定められた、建物の用途(住宅、商業施設、工業施設など)や建築できる建物の種類、高さなどを制限する地域区分。
□斜線制限(しゃせんせいげん)
建築物の高さを制限する規制。隣地の日照や通風を確保するために設けられます。道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限などがあります。
これらの用語を知ることで、設計者とのコミュニケーションがスムーズになり、理想の家づくりに一歩近づくことができるでしょう。
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