住む前に知っておきたい【住宅マニュアル】これを知らないと間違った使い方になります。家は長持ちさせるもの、長く住みたいからこそ知っておく必要があります。メンテナンスのやり方を知れば簡単にラクメンテも可能です。

熊本県内一円で家づくりを応援するデザイナーズハウス専門の住宅会社アークプランです。

熊本でローコストデザイナーズハウスを手掛ける唯一の住宅会社となっています。デザイン注文住宅や中古住宅を取り扱う住宅会社では、住宅ローンに特化した無料相談も行っております。デザイン住宅専門のスタッフがあなたの家をプロデュース致します。私たちの提案型のローコストデザイナーズハウスを作ってみませんか。九州では福岡・佐賀・鹿児島にて施工事例も多数あります。

 

家づくりにこだわりを持って家を作ることに集中して住んでからやってはいけないことをやってしまっていたり、家は住んでからメンテナンスや使い方を知らない人が多いと思うので、知って損はない家の取り扱い説明をしていきたいと思います。

 

■レンジフードのフィルター

今現在賃貸物件などに住まわれている方は、レンジフードにフィルターを設置している方も多いでしょう。レンジフードに100均などで販売されているフィルターを付けることは「絶対にやめてください」これがしっかりとした理由があります。レンジフードはレンジフードメーカーが風量を計算して設計しているので、フィルターを付けることでフィルターが目詰まりして換気ファンに負荷がかかり故障の原因ともなってしまいます。レンジフードを壊さない為にも付けるのはやめておきましょう。既存の網やフードを洗うだけで十分に機能を発揮します。レンジフードの網などは食洗機等で洗うことも可能です。風量が低下することや、汚れの心配がある方は定期的に洗うことをおすすめします。

 

 

■壁に自分で棚を設ける

最近では壁に手軽に設置できる棚を設ける人も増えてきています。壁に下地・・・入ってますか?壁に下地が入っていないとビスを付けても固定することはできません。ボードアンカーを付けると設置出来ると思っている人もいるでしょう。ボードアンカーは下地が入っていない場所に使える便利なものですが、重量制限があり、一定の重さにしか対応していないと、知らないと壁を壊すことにも繋がります。一般的な住宅では、壁は不燃材のプラスターボードが採用されています。プラスターボードは、壊れやすい素材なので下地が入っていない場所にビス止めはNGとなっております。昨今ではホームセンターにボード固定用の棚なども販売されていますが、重さの制限があるので確認して設置しましょう。基本的に棚類などのDIY的な施工はオススメしておりません。棚が欲しい場所などがあった場合は専門家にお願いして設置することが大事です。

 

 

■食洗機の使い方

最近の家ではビルトイン食洗機を付ける家が多くなっております。使い方を知らないと食器がきれいに洗われなかったり、庫内が汚くなってしまうことがあります。

基本的に食洗機の粉は底に投入することになります。たまにふりかけのように食器全体に付ける方もいますが、食器にかけると洗剤が残ってしまいます。

また、日本製の食洗機は、事前に食器を軽く洗って収納することが推奨されています。汚れが付着した状態で食洗機を回しても汚れが落ちません。食べカス等はしっかりと落として食洗機を使いましょう。カレーを食べた皿をそのまま入れると、庫内のニオイや色が付いて取れないこともあります。

海外製のミーレなどの食洗機が汚れセンサーが付いているので事前に洗わなくても良いとされています。センサー汚れを感知して食器を洗うので、ある程度綺麗な状態だと、仕上がりが良くないとされています。

 

 

■床にワックスがけをする

最近の床材はワックスレスタイプとなっています。ワックスをかけなければいけないと思っている方は今一度確認しておきましょう。ワックスをかけると床材の基本性能が失われるだけではなく、綺麗にしようとして逆にワックスで床が汚くなってしまうこともあります。消臭効果や除菌効果のある床材では効果が失われることもありますので、やらない方が良いと思います。天然無垢材の床であれば風合いを損ねることもあります。ワックスがけが必要な素材かは確認しておきましょう。

 

 

■扉調整・ドア調整

最近の内装ドアでは調整がしやすくなっている商品も増えてきています。開け閉めがしにくくなった場合に自分でメンテをすると逆にドアを壊してしまうこともあります。

調整の仕方は説明書に記載されていますが、自信が無い方や苦手な方は専門家のアフターに依頼をして対応しましょう。簡単に壊れることはありませんが、使いやすくしようとして使いにくくなることもあります。

 

 

■おまけ

エアコンのメンテナンス

最近のエアコンは自動掃除機能付きのエアコンが多くなっています。自動でフィルターを掃除してくれるから、掃除しなくても良いと思っている方は掃除専門の業者に依頼をすることをおすすめします。スプレー缶で掃除出来るタイプもありますが、自分でする場合は目詰まりを起こしてエアコンを壊してしまうこともあります。1年に1回の専門業者に依頼をして対応しましょう。エアコンの性能を維持する為にもメンテナンスを忘れずに・・・

 

 

以上が家の取り扱いNG集でした。

家を建てることや住むことばかりに注目してしまいがちですが、知らないと家をダメにすることもあります。出来るだけ家を長持ちさせるためには確かな知識を持っておく必要があります。無駄な交換費用や修復費用が発生してしまう原因ともなってしまいますので注意しておきましょう。

家の取り扱いが分からない場合は、製品の取り扱い説明書を読んだり、機器類のメーカーや家を作った施工店にお尋ねしましょう。

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